魔術師の鳥籠 第4話 「夜の路地裏」

魔術師の鳥籠 第4話 「夜の路地裏」
第4話ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「夜の路地裏」  祭りが終わり、村の広場は賑わいの痕跡を残しながら、静けさを取り戻しつつあった。 僕は、竹の枠を片手に、広場の端から提灯を外していた。 風が吹き抜け、昨日までのざわめきが嘘のように静まり返っている。
マグナカルタ(七琉珈)
マグナカルタ(七琉珈)
気ままに投稿します… 僕を見つけてくれたあなたを世にも珍しい世界へとお連れします