海を眺める丘の上にて 〜雨宿り小屋(1)
かち、かち、かちり
時計が周りの時間そのものを急かすように鳴る。窓からの月光は途絶えている。
もうこんな時間だ。
あぁ、早く眠らなきゃ。
自然とそういうふうに思考がはたらく。
まあまあ柔らかいベッドに体を転がせば、すぅ、と意識が沈んだ。
時計の針は、まだ時間を急かしている。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/1/8 8:28
くうきり
最近始めました。まだ何もわからないような状態です。よろしくお願いします。