三百世界はここで終わった。

三百世界はここで終わった。
その日、この世界は雨に包まれた。 偶然にも拾い上げたその日誌は、まるで誰かを待っていたかのようにそこにあった。 持った瞬間から何故か止まらない衝動に身を任せ紙を捲る。 すると、開かれる度昇りゆくそれらはまさに… 無形の大地を闊歩する 白むほどに失い行く 迫り来ればそこは誰 影過ぎて虚となろう 定めらレし文字ノ墓
じゃらねっこ
じゃらねっこ
ねこじゃらしが好きなので、じゃらねっこです。