君と過ごした1年間 2話

昼休み−− 「晴斗!お昼一緒食べない?」 「おっ、零!食べる食べる!」 俺と零が友達になってから1ヶ月ほどが経っていた。…俺はまだ、零を殺せていない。しかし、最近気付いた事があった。 どうやら零は、クラスメイト達に避けられているようだ…いじめとまではいかないものの、皆零と必要以上に関わりたがらず、一線を引いているように思えた。零とクラスメイトのやりとりを見て薄々感じていたが、零のいない時にばかり俺に話しかけてくる奴らを見ていて、確信に変わった。 「なぁ零、お前さ、悩み事とかないの?」
こたつねこ
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