鍋……

深夜の宴 序  『とうとうお母さん帰ってこなかった、ご飯チンしないで待ってなのに……駅にいるかも……』 そう思い外に出るも、外は風が唸り真っ暗な世界、その世界に恐怖を感じ一旦部屋に戻り、見様見真似で書き、上手く書けた事から捨てずに持っていた自作の魔除けの札をポケットに入れ、闇夜の中を傘を斜めに傾け行く…… だが途中に強風で傘は、折れてしまう…… * * * 深夜二時。
仙 岳美
仙 岳美
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