余命一週間

余命一週間
なんで僕を産んだの!!! 抗うように、そう叫んだ。 誰も聞いてなんてくれないのに。 この世界の住人は余命一週間、そう気付いたときには遅かった。 お母さんもお父さんも何処にいるか分からない、絶望的な状況。 しかしこれは運命なんだ。諦めるしかない。 と、昨日亡くなった僕の親友の言葉が脳内で再生される。
しらす🔰
しらす🔰
2024.01.21 START. 心に残るような作品をあなたに。