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淡い自殺
いつの間にか夕陽が沈んでいて、月明かりだけが僕らを照らしていた。 周りには誰もいなくて、砂を踏む音と波の音だけがあった。 この旅を言い出したのは僕だった。 夏休みの全てをクーラーの効いた部屋で消化するのは嫌だったし、匠とも遊びたかった。 匠が一緒に行ってくれるかは怪しかったけど、二つ返事で来てくれた。
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文字数: 2112
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2024/7/29 15:39
最終編集日時: 2024/7/30 2:20
EzOz