呪われた高級車2

「やっぱり高級車は違うね」 純は宮川からの預かった車で午前中の高速道路を進んでいた。走っている車は少なくとても走りやすい。 隣に座っている梨沙は高級車は揺れないだの乗り心地が違うだのと騒いでいた。 それには全面的に同意するがいささかうるさく純は内心苛ついていた。 心を落ち着けようと視線を車道から外す。 景色は緑色や茶色が多めになっていた。 目的地が近い。 天光事務所のある新谷駅前から高速道路で30分ほどの距離にある高福市、目的地だ。
Ken
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