鳴らした音の行く先は 4-6

鳴らした音の行く先は 4-6
第四章六話 番外編 誰かのために  僕は施設に来て後悔したことなど一度もない。  これからも後悔することはない。そう思っていた。 「君、この施設に来てしばらく経つよね。どう?」  ご飯を食べているとき、声をかけられた。 「悪くないよ。いい感じ」  別に嘘を付く必要もないし、この距離感も悪くない。 「へぇー。そっかー。この施設いいよね」
傘と長靴
傘と長靴
 自分の書いた物語を誰かと共有したいと思い始めました。  拙い文章ですが、目に留めていただけると、幸いです。