月とであう
雲ひとつない夜の間だけの出来事。
空に浮かぶ月は白く、黄色味かかっていたうっすらと発光していて、その地上を歩く僕と彼女をてらしている
『いい月の夜だね』と彼女は、遥か頭上にぼんやりと浮かぶ、まるで空に卵を落としたような月を眺めて笑う
僕はそうだね。とだけいいただ彼女が言っていた空に卵を落としたような月を見上げた
不意に視線を横へずらすと、まるでこれからあてのない冒険へ行かんとする、彼女の横顔を見つめていた
僕らはこれから朝が来る時間までの短い散歩をする
それは、静かにひっそりと世界が眠りについた頃を見計らって散歩をする
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/7/27 12:01
ツバメ
文書にあまり自信がありませんが、短編くらいならかけます
更新頻度は、遅いですが上手く機能つかえず、ごめんなさいm(._.)m