約束
彼女と僕との約束。何度も指切りをした。
何も知らない僕は
「必ず叶えてあげる」
と無責任に吐いて、病室を出た。
その夜、彼女は死んだ。僕と彼女が指切りをしたとき、彼女はわかっていた。自分が死ぬことを。
生きるのが難しいことを。
僕は酷く後悔した。叶えてあげるって約束したのに、逆に彼女に無理をさせてしまった。
僕は彼女の葬式に参列した。彼女は箱の中でたくさんの花に包まれ眠っていた。いや、眠っていたという表現より、永眠していた。の方が正しいが。僕にはまだ現実を受け止めきれていない。
その時、彼女の母親が涙を拭いながら、手紙を差し出してきた。手紙には僕の名前と彼女の名前が書いていた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/10/10 0:29
黒猫
人に合わせない、周りの目を気にしない、自分が書きたいものを書く。
気ままに投稿します。仲良くしてくださいm(_ _)m
表紙の画像はAIで作成したオリジナルです。