官能小説家の君

官能小説家の君
その官能小説は、とても艶やかで、美しく、時に悩ましく⋯僕はもうそれの虜だった。 僕はしがない編集者だ。 そんな僕がその小説に出会ったのは、ネットに投稿された小説を見て回って、良さそうな人に声をかける⋯いわゆるネットパトロールをしている時だった。 なんだか浮世離れしたその雰囲気と、『肉球推し太郎』なんていう名前のマッチしてなさに、まず目がいった。 それで何気なく作品を読んだ。そしたらびっくりする位の本格的な官能小説で、ドキリとした。でも不思議なことに不快感はなく、読めば読む程に世界に引き込まれた。 文章が美しく整っていて、いやらしさがなく、いやらしいシーンですら素敵な瞬間に昇華させているその作品に、僕は虜になって、この作品はイケる!と確信した!そして、その世にも不思議な『肉球推し太郎』さんという名の人に、メッセージを入れた。あなたの小説を、本にしたいと。 僕の属している出版社は幸いにして大手で、名が知れているからだろう、『肉球推し太郎』さんからはすぐに返信があった。 僕らはすぐに編集部近くのカフェで待ち合わせをして、詳細を話すことになった。
藤咲 ふみ(次回4/3日更新)
藤咲 ふみ(次回4/3日更新)
はじめまして。クラゲとクジラが好きな成人済の女です。基本的に毎週木曜日に小説を更新しています♪「窓辺のしぇりー」の名前でXにも存在しております🫢夜書いた文章は朝には読み返します。短いけど読み応えのあるギュッとした、自分が素敵だと思える世界を置いていきます😌よろしくお願いいたします☘いいね♡、優しいコメントくださるととても喜びます! ※表紙のイラストはAIアプリで作成したものを使用するか、フリーイラスト等をお借りしております。 ※ここに上げている作品の全ての著作権は、私のものとさせて頂きます。二次使用など何かご入用の際は一言お声掛け下さいますようにお願申し上げます。(お断りなく一部でもご使用された場合は通報などの措置をとらせて頂きます。) start:2024.5.24