官能小説家の君
その官能小説は、とても艶やかで、美しく、時に悩ましく⋯僕はもうそれの虜だった。
僕はしがない編集者だ。
そんな僕がその小説に出会ったのは、ネットに投稿された小説を見て回って、良さそうな人に声をかける⋯いわゆるネットパトロールをしている時だった。
なんだか浮世離れしたその雰囲気と、『肉球推し太郎』なんていう名前のマッチしてなさに、まず目がいった。
それで何気なく作品を読んだ。そしたらびっくりする位の本格的な官能小説で、ドキリとした。でも不思議なことに不快感はなく、読めば読む程に世界に引き込まれた。
文章が美しく整っていて、いやらしさがなく、いやらしいシーンですら素敵な瞬間に昇華させているその作品に、僕は虜になって、この作品はイケる!と確信した!そして、その世にも不思議な『肉球推し太郎』さんという名の人に、メッセージを入れた。あなたの小説を、本にしたいと。
僕の属している出版社は幸いにして大手で、名が知れているからだろう、『肉球推し太郎』さんからはすぐに返信があった。
僕らはすぐに編集部近くのカフェで待ち合わせをして、詳細を話すことになった。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/2/27 11:00
藤咲 ふみ(次回4/3日更新)
はじめまして。クラゲとクジラが好きな成人済の女です。基本的に毎週木曜日に小説を更新しています♪「窓辺のしぇりー」の名前でXにも存在しております🫢夜書いた文章は朝には読み返します。短いけど読み応えのあるギュッとした、自分が素敵だと思える世界を置いていきます😌よろしくお願いいたします☘いいね♡、優しいコメントくださるととても喜びます!
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start:2024.5.24