失恋以上の友情。

 冬の日差しが濃い日、風だけが冷たくて嫌になる下校時。 そんなくだらない日に私は幼馴染に告白された。 幼馴染の名前は壮太。 いつもは、涼しい顔で我関せずな感じなのに、今日は顔を赤くして下を向いていた。 「私に好きな人いるの知ってるでしょ、だから付き合えない。」 私が冷たく突き放すと 彼は、顔を上げて 「うん、まぁ知ってる、知ってて言った。」 真顔でそんな事を言うから私は少し驚いた。 「そう…まぁ、そういう事だからごめん。」
おはなのはたけ
おはなのはたけ
頭がお花畑な恋愛小説、日常系を書いてます。 皆お花畑になりなさい