君の声

君の声
初めて君の声を聞いてからずっと耳に残って離れない。それくらい君の声は綺麗だった。 あれはある春の日、桜が舞い散る桜並木でのことだった。女の子が桜の木を見つめながら桜の花びらと一緒に舞うように踊っていた。その姿は桜の妖精のよう。少しの間俺は女の子の踊る姿に見とれてしまった。そんな俺に気づいた君は俺にこう言った。 「君も一緒に踊らない?」 その声は春風のようにこころが落ち着く声だった。 俺は一瞬で女の子の声に吸い込まれた。 あれから俺は君の声を聞くためにわざわざ隣のクラスの友達に会いに行っている。友達にはまだ気づかれていないはず。毎日お昼には弁当と小さな話題を持って友達に会いに、ではなく君の声を聞きに行く。友達のことは気にせず俺は君の声に耳を傾け、今日も弁当を食べながら君の声に夢中。 2人が近づくのはまた別のお話・・・
大河 まひる
大河 まひる
はじめまして大河まひるです( *´꒳`*) 好きなものを書いていきたいと思います なのでジャンルは様々です 仕事しながらのため不定期投稿ですが、週1投稿が目標です! 目指せフォロワー100人! よろしくお願いします( . .)"