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第十九話 『視線
六月十三日 火曜日 「………………………………」 今、何かが。 「加川くん、どうしたの?」 朝の登校中、急に立ち止まった俺の方を振り向いてフィルは様子を確認した。 しかし今はフィルよりも気になることがある。 今、何かが見ていた。 たしかに視線を感じたが、最も気になっているのは。 「加川くん?」 反応がない俺の頬を摘んできた。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/9/7 11:50
カクテル