花火が広がる頃に。
7/10(日)
1人でいると、こんなに夜が長く辛いと、知らなかった。
今日は彼の誕生日だったのに。
無駄に装飾した部屋が輝いている。楽しい雰囲気だけが残されたこの部屋には私は割に合わない。
ケーキも冷蔵庫に入ったままだし、もう今日はこのまま寝てしまおうか。
私はベランダに出て風を浴びる。
住宅街たちが邪魔してスカイツリーが見えづらい。
せめて住宅街くらいは慰めて欲しかった。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2022/7/7 4:07
navi
是非読んで頂けると、大変光栄です。
辛口でも、優しいコメントでもください。