第2話 ゲーム会場

第2話 ゲーム会場
あれ、私…さっきまで部屋にいたはずなのに…気がつくと一面真っ白な広い部屋に座っていた。周りを見渡してみると何人かの人影が見えた。(私、なにしてたんだっけ…ああ、そうだ確かゲームに参加するために会場を探してて、)思い出した。あのURLをクリックした瞬間意識が遠くなっていって…つまり、ここはゲームの会場?周りの人の数を数えてみると、ちょうど五人(自分を含めて六人)いる。いったいどういう仕組みでここに来たのだろう。突然パソコンにメッセージを送ることができたり、謎が多い主催者だな…そんなことをボーッと考えていた次の瞬間 「おい!ここどこだよ!」 と、パーカーにジーパンをはいた男が叫ぶ。あまりにシンとしたところに、突然叫ぶものだから驚きフリーズしていると、 「はぁ?あんた状況考えてないわけ?」 と今度はロングドレスを着た女性が、その男に向かって答える。 「あぁ?」 「ゲームサイトのURLをクリックして、気づいたらここ。普通に考えて会場に来た以外考えられないでしょ?」 「うるせーよ!んな事よりさっさとここから出せよ!」 「まったく…これだから馬鹿は話が通じない。考える能力がないなら人間やめちゃえば?」 「は、はぁ?!喧嘩売ってんのか?」
くれぴぃ
くれぴぃ
小説を作るのは初めてです。週に1〜2回ぐらいのペースで投稿します。基本連載の物語を投稿しますが、たまに読み切りも書きます。 Twitterはやっていませんm(*_ _)m