猫(人目線)
− 朝、カーテンのすき間が白くなる前に目が覚める。というより、胸が重い。猫が乗っている。動く気配はないので、そのまま目を閉じる。次の瞬間、くしゃみ。猫の鼻が近すぎる。わかった、起きるから。
皿にカリカリを入れると、量を測るように見られる。しっぽが揺れ少し不機嫌な気がする。仕方なくすこし足す。負けた気はしない。
昼、家は静かだ。床に落ちる光の中で、猫は意味もなく動いたり止まったりしている。時計の音に耳を動かし、気づくと眠っている。その姿を見ていると、時間も一緒にゆるむ。
夕方、箱やソファは点検済みらしい。夜、帰宅すると膝の前で待たれる。撫でると喉が鳴る。今日も一日が、ちゃんと終わった気がした。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/2/8 14:00
ぽてと
小説書いてみたいなって