鳥籠に華燭

鳥籠に華燭
第一章 −純愛− ゆらゆらと揺れる影を連れて地下に行く。 ひんやりと生温い空気をしたそこにいるのは、、、 「ねぇ… 待った?」 色素の薄い白い肌と髪、吸い込まれそうなくらいに綺麗な金色の瞳の持ち主はゆっくりと首を左右に振り否定し、こちらに腕を伸ばした。 彼はずっとここにいる。 私もずっとここにいる。 私の人生は突然始まった。
どこかのだれか
どこかのだれか
Who I am…… "It" has no form…… Sub:(どこかのだれか_02)https://novelee.app/user/pDb4Vfujw3N0wrj3kywEzL5giYk1 note:https://note.com/togetsu0426