第6話
――朱里、誰がなんと言おうと、朱里は自慢の子だ。
お父さん。
あたし、そんなにいい子じゃないんだよ。
本当は、一人が嫌で、つらくて。
だから、あたしは、突然いなくなったお父さんを恨んだ。
怖くて、不安で。だから、恨んだ。
でも、お父さんは、もっとつらい思いをしてたんだね。
ごめん、お父さん。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/10/9 11:32
nonnki
詩を書く人間です。小説もたまに書くかもしれません。
よろしくお願いします🙇♀️