2025/11/19
四、五人が集まって歩いている。ここから五メートルちょっとの距離だろうか。普通の会話よりは遥かに小さい声で何か話している。他人に聞かれてはいけないことなのだろうか。
その集団は数秒ほど前、三〇メートルは離れていても聞こえる声で私の友人の名前を出し笑っていた。細かい内容まではわからないもののプラスの方向でないのは確かだった。
私は下を向いていたが、その数人の集団は明らかにこちらの方向を見ている。しかし私の後ろにも人がいる。私を見ているのかはその時にはわからなかった。むしろわからないまま方が良かったのかもしれない。
私は思い切って顔を上げた。するとその瞬間、こちらを見ていた数人はまずいと思ったのか急いで顔を逸らす。やはり私を見ていたのだろうか︱
陰口を言うなら本人にわからないところでお願いしたいものだ。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/11/19 7:45
エーテル (短編・SS)
SF・別世界などちょっと独特な感じのショートショートをメインで書きます。
(全然別ジャンルも書くかも)
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