カットされた退屈

カットされた退屈
行列の最後尾に並ぶと 気がつけばもう店内にいる 豚骨ラーメンを注文すると すぐにそれが目の前にある 並んでいないわけでもなく 待っていないわけでもない ただカットされるようなのだ 退屈に感じる全ての記憶が
東真直@短編を書く人
東真直@短編を書く人
書けるものを、書けるままに。