手のひらの雪片
「好き」ってなんだろう。
夏樹は、気弱でひとりぼっちな僕を救ってくれた。中学一年の冬、僕をいじめていた男の子達を殴って、校長先生沙汰になった時、夏樹は僕にこう言った。
「俺は、お前のヒーローだ!!…だから、何でも俺に言えよ…? 約束な!!」
僕は、ただ頷くことしかできなかった。
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文字数: 583
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/8/10 8:42
最終編集日時: 2025/8/14 5:20
羽美
学生です。
主に創作BLを書いています。
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