サクラソウの花 1話

俺はあの日以来、白黒の世界から抜け出せずにいた。生きる希望も見つけない、何をする気にもなれなくてずっと続けてたサッカーもやめた。高校に入っても今までなんとなくで生きてきた。そんなある日、俺のクラスに転校生が来た。でも、俺には関係ない。そう思っていた。 「初めまして!関西の方から引っ越してきました!伊織深優です。これからよろしくお願いします!」 そう言ってほほ笑む姿は唯奈にそっくりだった。そんなはずがあるわけないのに…俺がそんなことを考えていると 「じゃあ伊織さんは、野崎の隣の席に座ってください」 「はーい!野崎君?よろしく!」
七瀬梓
はじめまして!高校2年生です!よろしくお願いしまーす あんまり小説を書くのはなれていないので下手ですが自分のペースで頑張ります