居場所

それは演技でもなく、俺そのものだった。 誰よりも大きな声で挨拶して、誰よりも明るく話しかけて、 誰よりも楽しそうに笑う。それが、俺の“普通の姿”だった。 そのままでいれば、きっと輪の中に入れる。 そう信じて、中学の三年間を過ごした。 でも現実は違った。 「お前、空気読めよ」 「テンションきついって」 「まじでうざいんだよ」 その言葉が、少しずつ俺を削っていった。
タミコ
タミコ
楽しく好きな時にやります。高校生です