誰が君を殺したの?

 夢を見ていた。  君が仕事のプレッシャーに耐えきれず、一人で泣き苦しむ夢をーーー。    目が覚めた私は全身に汗をかいていた。とても心地悪い。  しかし、そんなことはどうでもよかった。  君のことが心配でたまらなかった私は、枕元に置いてあったスマホを手にして彼に電話をかけた。 「もしもし、起きてる? 私だけど……。久しぶり」 「久しぶりだね、どうしたの?」 「特に用事はないんだけど……。ほら、私達別れてからもう1年も経つじゃない? あれから仕事の調子はどうなのかなって」
ユイ
ユイ
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