それでもこの街を愛してる

夏の湿気は、頭の奥までじわじわと染み込んでくる。 考えも鈍って、ただ空気に溶けていくような感覚。 外に出れば、近所のやつらの視線と、聞こえないはずの陰口がまとわりつく。 冬になれば逆だ。 骨の芯まで冷えて、全部が止まりそうになる。 それでも、そんな埼玉を、どこかで愛している自分がいる。 どうせ来世なんて、たいしたもんじゃない。 虫にでもなって、この街にまた戻ってくるんだろう。
zankyou
zankyou
18歳のクソガキです 似たような事ずっと書いてます でも思う事はよくあります それを忘れたくないから日記として小説を書きます。 生きた証を残したいだけです 少しでも共感してくれたら嬉しいです