再び繋がる手

第九章 「未来へ」 季節は巡り、あの日の春から一年が過ぎた。 中学校の制服に袖を通した花垣紬は、少し大人びた表情で鏡の前に立っていた。短くまとめた髪。 胸元のリボンを整える仕草は、どこかぎこちない。 紬 「よしっ……」 小さく呟く声に、玄関の方から兄の声が響く。
やみ
やみ
はじめましてやみです。空いている時間に作成してます。沢山の人が読んでくれると嬉しいです😊まだまだ初心者なので宜しくお願いします