過去作_『流木』より
ある森の木々から一斉に小鳥が飛び立った。
唸るような声が響き、落ち葉や小枝を踏み締める音が聞こえた。
茶色の毛色をした大きな熊が、木々の間を縫うように歩いてきた。
本来なら今頃冬眠をしているべきであるが、どうやら機会を逃したようだ。
熊はそのまま森を抜け、川辺へと出た。
雪の降るこの日、鮭たちも産卵のために湧水地であるその川へ来ていた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2026/2/17 15:02
最終編集日時: 2026/2/17 15:11
Aurelian Morse
純文学を専門にしています。
人を選ぶ作風だと思いますが、なかなか自分の求めている作品に出会えないという方は、もしかすると気に入っていただけるかもしれません。