『このクラスには、犯人が二人いる』
クラス費が消えた日のことを、僕は妙に細かく覚えている。
放課後、職員室の前で立ち止まったとき、ドアの向こうから榊先生の声が聞こえた。
「おかしいな……確かにここに置いたはずなんだけど」
やがて騒ぎになり、なくなったのは期末行事用の封筒だと分かった。三万円。
職員室の鍵は閉まっていた。こじ開けた跡もない。
出入りできたのは、放課後に用事で職員室へ行った数名だけ。
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カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2026/4/18 7:34
獅勇
はじめまして
だいぶ下手ですが良い作品を書けるように頑張ります!