僕の形を知らない君へ
“ごめんね”
君は涙を流しながら僕に何かをたくすように口を動かした。
僕は君に何を残せたのだろう。僕は一度も君の笑い声を聞くことは出来ないけれど……
僕は君にどんな声を残せただろう。
僕なんかが愛されてはいけないんだ。僕のような無力な人間は。
人前に立ってはいけなかった。
特別を当たり前に思ったこと、君に一生届かない声を出し続けたこと、迷惑をかけてしまっまた事……
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文字数: 305
カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2023/8/13 1:24
最終編集日時: 2023/8/16 11:52
蘭
「らん」じゃなくて『あららぎ』だよ☆
学生。
沢山の解き方をできるような物語を書いてます。
4/11