収納好きが行く異世界保存の旅.7
俺はグレイトウルフの親に殺されかけた所で、マリアンと名乗る女性に間一髪助けられた。どうして襲われていたのか、どうやって装備もなくここまで来たのか、そして俺が持つ箱はなんなのかを根掘り葉掘り聞かれ、森の外にあるというマリアンの家まで護衛してもらうことになった。
森を出るまでの道中は、それはもう激しく。マリアンから放たれる魔法はどれも派手で、次々と襲いかかって来る魔物は、俺がいちいちびっくりする暇もなく、オーバーキルされていった。
そうして本当に難なくマリアンの家につけば、それは木造の小さなボロ小屋で、恐らくここに住んでいる訳でないんだろうと察する。そして家の中にある机と、二つの椅子に向かい合って座る。
「いやぁ、ほんと私のアーティファクトさまさまだね。それで……。君のアーティファクトはどんなものなのか教えてくれる?」
俺はアクシアを机の上に置いて簡単な説明を始める。
「えーっと。コイツはアクシアって名前で、とにかく大きさ関係なくなんでも入るんですよ。で、どうやらコイツは目標があってですね、世界にある凡ゆる全物質を保存する。ことだそうです」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/3/25 13:53
影白/Leiren Storathijs
実は26歳社会人です。
基本ライトノベル書きます。
異世界ファンタジー専門です。
執筆歴は10年以上です。