アナザーライフ・ファンタジー 第十話「水竜」
俺は《水竜》の詳細な情報を得ようとヴォルトさんに話を聞いた。
「《水竜》について何かわかっていることはありますか? 出現頻度であったり、特徴であったり、何でも大丈夫です」
ヴォルトさんは俺たちの眼前の席に座り、質問に答えてくれた。
「《水竜》は日没頃にリーガン湖から顔を出します。理由は分かりませんが、何度か村の者が遭遇しました。《水竜》はどうやらリーガン湖に近づく者を『ナワバリを奪い取る敵』と認識するようで、遭遇した村の者は命からがら逃げてきたようなのです。《水竜》の特徴としては蛇のような細長い体躯もそうなのですが、額にツノが生えていて、そこから魔法を行使することが可能であるようです。私が知っている情報はこれで全てです」
「そうですか……ありがとうございます」
俺は彼に頭を下げて礼を告げた。
魔獣は魔法を使用する個体が過半数を占めている。それ故に討伐困難な個体も存在すると聞く。しかし逆に言えば、《水竜》も《暴食の魔剣》の魔法奪取の対象になる。これは勝利の道筋が見えてきた。
「では今日の日没に《水竜》を討伐します。それで問題ないですか?」
「……はいっ、よろしくお願いします!」
俺は彼に向けて手を差し出した。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/2/22 4:28
白崎ライカ
アニメ、ファンタジー、剣戟アクションが好きです。
最近はノリと勢いで詩をよく書いています!
自分の好きな時に書いてるので、
不定期投稿です。
今更ですが、誤字癖があります。
温かい目で見て下さると作者は喜びます!
使用しているイラストは画像生成AIで作成したものです!
よろしくお願いします〜