星空

 夜の闇は飲み込まれてしまいそうで怖い。  だから私はいつも下を向いて歩いていた。  ある日どこからか君の声が聞こえてふと空を見あげたら、無数の星が輝いていた。  今まで見ようともしなかったものはこんなにも美しいのか。  小さな光が、何光年も前の光が、今の私達を照らしている。  たくさんの星が列をなして形作られたそれは唯一無二だ。  夜は美しいものだったのかもしれない。    君は、私が怖がっていた夜を美しいものだと気づかせてくれた。  そして、君を亡くして下を向いていた私に光をくれた。
るり
るり
拙い文章ですが、温かい目で見てください。 よろしくお願いします!