もう一度②

いつの間にか存在していた自分が憎かった。“人”とは違うのだと思い知らせるこの肉体が憎かった。でも、そんなことしたってお前はきっと…… 宛もなく歩き続けた。 疲れを感じない肉体はどこまでも歩いた。 空腹を感じない肉体はやせ細ることはなかった。
未尋
未尋
時々、というかほぼ投稿しない時の方が多いけど、パッとした時に思いつきで投稿します!