【140字】「取り残されたアゲート_2」
「ありがとうございます」
女の子は見た目の割にしっかりしていて、丁寧にお礼を言った。雑踏にその子の親らしき人はいない。お母さんとはぐれたのかな。そう尋ねると「そうなんです」とはっきり答えた。妙な感覚だ。一体いつから幽霊なんだろう。僕も良心が痛むので一緒に探してあげることにした。
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文字数: 139
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2022/2/4 8:49
野風 隼人(ノカゼ ハヤト)
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