とある夜
俺とケンゴは、都心にある高級ホテルのスイートルームにいた。職業は、女性を相手にする特殊な仕事だ。
一仕事を終え、パートナーのケンゴと客の女性と三人でシャワーを浴びている。ケンゴは髭の濃い、身長185センチの男だ。その女性が、次回のセッションで「特別な道具」を使いたいと、囁くような声で言った。
ケンゴの表情が、一瞬にして硬直した。露骨な不快感だった。
俺の頭の中では、冷静な分析が始まった。もし、三人で同時に使う道具を選ぶのなら、その物理的なサイズこそが、全てを決める。俺は、思考の結論をそのまま口にした。
数十分後、俺たちはホテルのラウンジにいた。重厚なソファーには、顔馴染みのアスカと、見たことのない四人の華やかな女性が座っている。俺たちはシャンパンのグラスを手に、夜の帳(とばり)を楽しんでいた。
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/11/7 0:46
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
Kazato
曲作ったり書いたり弾いたりしてる人