海苔弁当
今朝、私が新卒の頃世話になった弁当屋が閉店すると知った。毎日残業で疲れ果てた私の姿を見て、天ぷらを一つサービスしてくれた店主のいる店だ。
その日まで全く興味がなかったのだがその日以降、残業終わりに寄るようになった。
今日も定時で上がり久々にその店へと向かう。
すっかり薄紅色になってしまった暖簾をくぐるとあの店主がいた。
「お、久しぶりだね」
私の記憶の中にある店主より幾らか頬の皺が増えていたがその口調と元気の良さは一致する。
『いつもの』
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/9/25 13:53
蒼
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