第3回NSSコンテスト ふたご座流星群

12月のある日、星空の下で1組の母子が話していた。 「ねぇ、おかあさん、てんもんだいにいかせてよ」 「天文台? お金がたくさんかかっちゃうわよ?」  NGを出された息子だったが、諦めるわけにはいかない。今夜は双子座流星群が見えると聞いたからだ。 「ねぇ、おかあさん、きょうはながれぼしがみえるんだよ? ながれぼし、みたくないの? ねぇ、おねがい」  母親も諦めたのか、最後には折れて天文台へ車を走らせた。  星空の下で、天文台のオーナーらしき男が煙草を吹きながら話している。 「流星群が降るおかげでこの天文台は儲かる。だが、向こうもまさか自分が観られているなど思いもしないだろうな」    ここは小惑星ファエトン。鼠色の皮膚を纏った少年が母親らしき宇宙人に話している。
除草機1号
除草機1号
基本超短編を書きます。ストーリーは何となく決めます。新参者ですがどうかよろしくお願いします。