第3回NSSコンテスト ふたご座流星群
12月のある日、星空の下で1組の母子が話していた。
「ねぇ、おかあさん、てんもんだいにいかせてよ」
「天文台? お金がたくさんかかっちゃうわよ?」
NGを出された息子だったが、諦めるわけにはいかない。今夜は双子座流星群が見えると聞いたからだ。
「ねぇ、おかあさん、きょうはながれぼしがみえるんだよ? ながれぼし、みたくないの? ねぇ、おねがい」
母親も諦めたのか、最後には折れて天文台へ車を走らせた。
星空の下で、天文台のオーナーらしき男が煙草を吹きながら話している。
「流星群が降るおかげでこの天文台は儲かる。だが、向こうもまさか自分が観られているなど思いもしないだろうな」
ここは小惑星ファエトン。鼠色の皮膚を纏った少年が母親らしき宇宙人に話している。
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カテゴリー: SF
投稿日時: 2026/1/6 11:29
除草機1号
基本超短編を書きます。ストーリーは何となく決めます。新参者ですがどうかよろしくお願いします。