魔法使いの昼下がり 一話 朝日と共に
朝日が昇る。街の石畳を、森の葉を橙色に染め上げる。
朝日は始まりの象徴だ。
生物達もそれを理解している。木々は葉を揺らして笑い、花はその美しい色の蕾をゆっくりと開いて祝っている。動物達も彼らの寝床から、朝日を浴びに大地を踏む。
そして、幻想かの如く美しく芽吹く生命達は皆、今日も生きていた。
この世界では、植物、動物の中には魔法を使う、魔法生物がいる。例えば、この狼のような生き物。朝日にあたり、銀色の毛を持つそれは形だけで言えば普通の狼であろう。しかし、それは時には強大な魔法を使い、人々を攻撃することがある。敵にすれば恐ろしく、味方になれば頼もしくすらある。……懐くか否かは、その人次第であるが。
人の世でも、魔法生物と同様、幾らかの人々は魔法を使うことができる。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/8/13 15:59
最終編集日時: 2026/8/13 16:25
翠花ころも
ゆっくり趣味の範囲で書いています。見たくなったら、来て下さい。