『星屑のステージ』
夏の終わり、町外れの丘で毎年ひらかれる音楽祭がある。
誰が主催しているのかも分からず、出演者の名前さえ事前には告げられない。
ただひとつ確かなのは、観客の誰かが必ず「消える」ということだった。
少女ちひろは友人に誘われ、その奇怪な夏フェスへ向かった。
会場は焔のような照明に包まれ、夜空には無数の流星が落ちていた。
音は大地を震わせ、耳ではなく胸骨に響く。
舞台に現れたのは、人間とも精霊ともつかぬ影たち。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/8/31 4:05
エデン。
小さい頃からお話と詞を書くのが好きでした。
過去に書き溜めた物語や、最近書いた物語を載せていきたいと思います。
イラスト/ノーコピーライトガール様