『星屑のステージ』

『星屑のステージ』
夏の終わり、町外れの丘で毎年ひらかれる音楽祭がある。 誰が主催しているのかも分からず、出演者の名前さえ事前には告げられない。 ただひとつ確かなのは、観客の誰かが必ず「消える」ということだった。 少女ちひろは友人に誘われ、その奇怪な夏フェスへ向かった。 会場は焔のような照明に包まれ、夜空には無数の流星が落ちていた。 音は大地を震わせ、耳ではなく胸骨に響く。 舞台に現れたのは、人間とも精霊ともつかぬ影たち。
エデン。
エデン。
小さい頃からお話と詞を書くのが好きでした。 過去に書き溜めた物語や、最近書いた物語を載せていきたいと思います。 イラスト/ノーコピーライトガール様