8話
望音は誰も居ない空間に向かって一人で喋っていた。まるでそこに誰かがいるように
「望音、誰と話してるんだ?」
「誰って、すみれに決まってるでしょ」
夫は固まった、半分は恐怖心でもう半分はすみれが本当に居るのかという期待だ
「そうだよな…」
病院で夫は精神科の先生に妻の異変について説明をした。
「心理的ショックによるものですね、あの歳の子を亡くしてるんですから無理はないでしょう、なるべく、奥さんに合わせるようにしてください、本当のことを言ったら取り乱すと思うので」
「それじゃ、ずっと本当のことを言うなってことですか?」
「まあ、そうですね…個人差ありますが、自然と治る人も居ますので懸命に待つしかないですね、精神安定剤の薬出しておきますね」
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カテゴリー: ミステリー
投稿日時: 2026/5/8 22:21
秋沼 文香
本はミステリーものが好き
よろしくお願いします。