この世は夢か幻か(お題、紫)

紫色を見ていた。 仕事を休んで昼間からここへ来ていた。 誰も来ないであろう岩に囲まれた海辺に。 仕事で注意されてばかり、寝付きは悪く眠りも浅い、 身体は泥のように重く、限界だった。 ベタっと海辺に寝転んだ。
きみいろ〇
きみいろ〇