フレンド
高校生の頃、私は引きこもりでした。中学から不登校で通信制の高校に入学しました。やる事は月に一度のスクーリングと郵送でのレポートの提出、これだけです。暇を持て余した私はスマホで面白そうなゲームを探してはしばらくして飽き、また別のゲームを始めては飽きるということを繰り返していました。そんな時、あるゲームを見つけそこであるフレンドができました。
初心者ではあったけれど、もともとゲーム好きですぐにシステムや世界観を理解したため特に困っていませんでした。より効率よく通貨を集められないかずっと同じエリアを徘徊していたため、その人は私を道に迷った初心者だと思いフレンドになって道案内をしてくれたのです。その親切さと優しさに惹かれてその人の名前を「師匠」にしていました。
その後しばらくは、その人とは会いませんでした。ログインが被っても当時の私はほとんど他のプレイヤーに興味がなく、また他のプレイヤーも私には興味ないと思っていたのでチャットすらしませんでした。
けれど、ある時、その人とサーバーが被ったのです。私は戸惑いつつもその人に挨拶しました。するとその人はデイリークエストに連れて行ってくれたのです。私の知らない道を通って、私の知らない技術で、あっという間にデイリーを終わらせたのです。私は感動してしまってその人と同じようにできないかその後に何度もひとりで練習し、動画やサイトを見漁って学びました。
また、一緒にデイリーをして以来、私はその人の技術を盗むために毎日のようにその人を待ちその人に話しかけました。ここからはフレンドと呼びましょう。フレンドは一切面倒くさがることなく私をデイリーに連れていき、その後の通貨集めもキャリーしてくれました。
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カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2026/2/27 19:03
最終編集日時: 2026/2/27 19:30
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