追憶の名残〜green side story〜 第16章 意思表明Ⅳ
「ふぅ⋯⋯」と吐息を吐き、フルートをテーブルへと戻した。呪いが解かれた訳ではない。それでも、良い方向へと進んでいる気がする。ほんわりと胸が温かくなり、思わず笑みが溢れた。
それからはのんびりと過ごした。日記を書いて今の気持ちをぶつけたり、部屋にあったオルゴールを流したり。そんなことをしていたからか、段々と眠くなってしまった。
「昼寝、しちゃおうかなぁ」
“明日からは魔法の特訓でしょ? 休める時に休んどいた方が良いよ”
「うん」
カノンの後押しを受け、ベッドへと向かう。その時、背後から視線を感じたのだ。
0
閲覧数: 49
文字数: 2824
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/8/18 14:09
最終編集日時: 2025/8/19 23:46
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
七宮叶歌
恋愛ファンタジーな連載と、ファンタジー、時々現代なSSを載せています。エッセイも始めました。
フォロー、♡、感想頂けると凄く嬉しいです♩
他サイトでは、小説家になろう、カクヨム、NOVEL DAYSで投稿しています。Prologue も始めました。
NSS、NSSプチコン優勝者、合作企画関係の方のみフォローしています*ᵕᵕ
お題配布につきましては、連載している『お題配布』の頁をご確認下さい。
小説の著作権は放棄しておりません。二次創作は歓迎ですが、掲載前に一言でも良いのでコメント下さい。
2025.1.23 start
Xなどはこちらから↓
https://lit.link/nanamiyanohako
お題でショートストーリーを競い合う『NSSコンテスト』次回2025.9.1.開催予定です。
優勝者
第1回 ot 様
NSSプチコンテスト
優勝者
第1回 黒鼠シラ 様