孤独の亡霊

※この話は、実体験を基にしたフィクションです。 「返信早く欲しい…」 バキバキバキ、というカッターの刃を出す音とともに、一人目の君は僕を脅した。 「寂しい、寂しいよ、離れないって約束する?」 やまないメッセージ、そして突き放し。 二人目の君は僕を試した。
榊原 霞
榊原 霞
人見知りでやんす