夏の思い出(俳句・短編)
夏祭り兵児帯揺らす金魚たち
茹だる夜も下駄を鳴らせや阿波踊り
缶ビール具なし焼きそば夏を喰う
ある蒸し暑い晩、家族に連れられて地元の夏祭りに出かけた。
祭りというだけあって、周囲では鮮やかな浴衣姿が金魚の群れのように行き来していた。
そして商店街の一角で、目玉である阿波踊りを覗き見た。賑やかな祭囃子は肌を伝い、下駄の鳴らす音が鮮明に耳に触れた。
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カテゴリー: 詩・短歌
投稿日時: 2024/8/12 2:44
最終編集日時: 2024/8/12 2:44
湯呑
読み専にて登録しましたが、作品投稿もします。
ジョージ・オーウェル氏の名著と同年の年長組。