終わらせたくない少女の献身
「はあ!」
「ギギ…ギイ!」
武器を手に、巨大な化け物を相手取る少女。悍ましい姿をした異形の怪物にも怯む事なく、少女は立ち向かう。
「しつこいですよ! いい加減、倒れてください!」
今回も戦闘は長引き、周囲の至る所が赤く染まっている。
『魔物』と呼称されるそれはあくまでそう呼ばれているに過ぎず…その実態は、一年前に落下した隕石を用いて異形化させられた昆虫だ。外殻は硬く、並大抵の攻撃では傷一つ付けることができない。
「やああ!」
「ギイイッ…!」
その強靭な外殻へ、一発でヒビを入れる少女。少女が扱う武器もまた、隕石由来のエネルギーを有していた。そもそも『魔法少女』の武器や衣装は、魔物の遺体から抽出されたエネルギーにより形を成している。
魔法少女は核兵器三発を要した化物を単独で狩ることの出来る、唯一の存在だった。
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2026/8/30 9:47
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
トモ
はじめまして、よろしくお願いします。創作として、立派すぎて色々背負う羽目になってしまう少年少女と、周りの大人達が好きです。