復活

「よっ、体調治った?」 かつて一部の世を震撼させた概念。しかし未だこの世界では実現していない筈の夢…所謂フルダイブを彷彿とさせるような世界。 何故そう思ったかと言えば、目の前の存在が無からこちらを覗いているからだ。より詳しく説明をすると、まず顔の上半分のみが露出していて、それより下は見切れた写真のように存在していない。空中から顔の上半分だけが、ひょこりとこちらを覗いているのだ。私は間もなく気が付いた。 −あ、夢だわこれ。 左右に目をやりここが何処かを確認すると、見覚えのある様子ばかりが目に映った。どうやらここは自室のようであり、私は布団の上だった。 「体調は治ったけど…君誰?」 質問に返答をすると、まるでアバターが生成されるかのように全身が露になる。先程の感覚に則って語彙を並べるのなら、ログインしたといった感じだ。 「ボクはボクだよ」 「あー、回答になってないけど」 謎の人間、もといアバターと呼ぶことにする。そのアバター君は少し考える素振りを見せると、もう一度口を開いた。
じゃらねっこ
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ねこじゃらしが好きなので、じゃらねっこです。 毎日投稿始めます。