6話 『優しいあーしと、王様からの使い』
「────っし! ここなら大丈夫っしょ!」
メーシャは人気の無い裏路地に逃げ込んで一息ついた。
『ここなら大丈夫だ、近くにヒトの気配はねえからな。バカ騒ぎしても良さそうだぜ。へっ、ダンスでもするか?』
「しないし! あ、それより、何か頭とか身体が動物みたいな人がいたり、耳尖ってる人がいたりしたけど、あれは獣人とかエルフってことだよね! めちゃカワイイんだけど!」
『そうだ、俺様の世界は気に入ったか?』
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2021/11/29 4:09
是呈 霊長(ぜてい たまなが)🌟小説書きつつイラスト修業してます